ニューエラのキャップの歴史

ニューエラは世界最大級の公式スポーツ・ヘッドウェア製造会社で、メジャーリーグなどの公認キャップを作成しています。メジャーリーグの公認キャップを製作して70年になり、ベースバールキャップとともに歩んできたメーカーと言えます。ニューエラの創業は1902年で、ニューヨーク州バッファローでドイツからの移民であるエルハルド・コックによって設立されました。当初はニューエラは紳士用のアイビーリーグやギャツビーなどの普通の帽子を作っていました。しかし不況の影響で、紳士用の帽子の売れなくなり、経営危機に陥りました。1930年代からはスポルディングやウィルソンといった大手スポーツメーカーのようにスポーツキャップを供給するようになりました。1940年代にはメジャーリーグに直接ベースボールキャップを納品するようになり、それにともない、高校大学などにもベースボールキャップの販路を拡大していきました。

ファッションアイテムとしてのニューエラのキャップ

ニューエラーのキャップは、現在ベースボールキャップだけではありません。ニューエラのキャップは、様々なスポーツやAnimal Cannibal Collectionなどのストリート系ファッションアイテムとしても、ヒップホップやサブカルチャー系のミュージックシーンやアートシーンに不可欠な存在となっています。プロスポーツ団体の公認キャップとしてのバックボーンがあることは、色々な分野に共通して関連を持ち、アメリカの文化の根幹をなしている事がわかりますね。アメリカ人の生活に音楽が不可欠なように、スポーツも欠かせない存在で、両者の関係は緊密であるといえるでしょう。そういった理由から、ニューエラのキャップは、ベースボールキャップという形態を変えることなく、様々なデザインで、色々なシーンで被られています。といっても、あくまでニューエラはベースボールキャップであり、それ以上でもそれ以下でもありません。

ニューエラの基本

ニューエラのキャップ製作に対する基本スタンスは不変であり、プロスポーツ団体の規格に合ったキャップとして、何一つ逸脱することはありません。ニューエラが尊敬を持って愛好家から支持され愛され続けられる理由はそういったことでしょう。ニューエラは、日本のプロ野球からも公認ベースボールキャップとして認められており、供給もしています。ニューエラは、良きアメリカの象徴として、スポーツを通じて世界的な拡大を行なって現在に至っています。トレンドや流行に左右されないニューエラのデザインは、時代が変わってもスポーツファンだけでなく、あらゆるジャンルのファンから、いつまでも支持されていくでしょう。

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